背景
サプライヤーから受領する品質データ(検査成績書、不適合報告、出荷実績)の形式が各社バラバラで、横断的な品質トレンド分析が困難な状況だった。
課題
- 20社以上のサプライヤーから異なる形式のデータが届く
- Excel、PDF、メール本文など入力形式が統一されていない
- 品質問題のトレンドをリアルタイムで把握できない
- 問題発生後の対応が主で、予防的アクションが取れていない
- データ収集だけで週に数時間を消費
対応内容
Pythonで多様な形式のデータを吸収・正規化する統合エンジンを構築。Claude APIを活用してPDF・メール本文からの情報抽出を自動化した。
仕組み
データフローの概要:
サプライヤーA (Excel) ─┐
サプライヤーB (PDF) ─┤→ データ正規化エンジン → 統合DB → リスクスコア算出 → アラート
サプライヤーC (メール) ─┘ ↓
ダッシュボード
リスクスコア算出ロジック(0〜100):
| 指標 | 重み | 説明 |
|---|---|---|
| 不良率トレンド | 40% | 3ヶ月移動平均の変化率 |
| 不適合報告件数・重大度 | 30% | 件数×重大度係数 |
| 是正処置の完了率・期日遵守 | 20% | 未完了・遅延ペナルティあり |
| 納期遵守率 | 10% | 直近3ヶ月の実績 |
スコアが70以上になると自動アラートが発動し、担当者にSlack通知が届く。
成果
- データ収集工数:70%削減
- 品質問題の検知:平均14日前倒し
- 高リスクサプライヤーの特定精度:85%
- 予防的改善アクション数:月平均3件 → 8件に増加
- サプライヤー月次レビュー準備時間:60%削減
展開可能性
- 環境・CSRデータの統合(ESGレポーティング対応)
- 物流パートナーの品質・コスト・納期統合管理
- 顧客クレームデータとの連携による根本原因分析(4M分析の自動化)
関連資料
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